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NZのタラナキが「2017年に行きたい場所ランキング」2位を獲得!ところで、タラナキって・・!?

NZのタラナキが「2017年に行きたい場所ランキング」2位を獲得!ところで、タラナキって・・!?

ニュージーランドの北島にある「タラナキ地方」が、大手旅行ガイドブックのロンリープラネット最新版『Lonely Planet’s Best in Travel 2017』 、「2017年に行きたい場所トップ10」に選ばれたというニュースが、ニュージーランドのテレビでもニュースになっていた。しかも、オーストラリアやイギリスの名所を抑えての堂々第2位!今日は「タラナキってどんなとこ!?」からざっくり紹介してみよう。

NZのタラナキが世界第2位!

『ロンリープラネット』と言えば日本の『地球の歩き方』に相当する、説明不要の世界的なガイドブック。その最新版がピックアップした2017年に行きたい場所になんと「タラナキ地方」が選ばれた。

タラナキ、というと知名度がないかもしれないけど、その主要都市「ニュープリマス」や、国立公園にもなっている「マウント・エグモント」あたりは、どんなガイドブックにも載っているから「そこなら聞いたことがある!」と思う人もいるんじゃないだろうか。

かくいう僕も、北島に住んでいるのにまだ一度も足を踏み入れたことがない土地だ。
というのも、タラナキは北島の西海岸の外れに位置していて、北のオークランドから南のウェリントンへ縦断旅行をしようとすると、たいていの旅行者はオークランド→ロトルア→タウポ→東のネイピア→ウェリントンというルートを取るため、なかなかタラナキに足を伸ばすことができないからだ。

しかし、だからこそ隠れた魅力がたくさん眠っているはずで、そこにロンプラも目を付けたんだろう。

映画『ラストサムライ』ロケ地

last samurai (2003)

last samurai (2003)

映画好きや、10年ほど前にニュージーランドに住んでいた人たちとって、タラナキと聞くと思いだすのは映画『ラストサムライ』だと思う。ラストサムライは日本をテーマにした映画だけど、撮影地はここニュージーランドのタラナキだった。エグモント山が富士山に似ているので、富士の代わりに使って日本を再現したのだ。当時はエキストラ募集が大々的にかかり、思い出づくりに多くの日本人が撮影現場に足を運んだという。「現場で延々と行進させられた」なんて思い出を、今でもNZ在住者の経験談として聞くことができる。

作中の富士山や主人公らが暮らす村はタラナキ地方で撮られているから、多くの日本人にとってタラナキとの最初の接点は『ラストサムライ』ということになるのかもしれない。

国立公園マウント・エグモントのトレッキング

なにより、タラナキにはマウント・エグモント(またはマウント・タラナキ)がある。もうこれだけでアウトドア好きにとっては足を運ぶ十分な理由だろう。世界遺産のトンガリロ山(1,978m)より高い標高2,518m。富士山のような見るものを魅了する円錐形の山。山小屋もあって、登頂だけでなく周囲を数日かけて歩くコースからショートウォークも充実している。それでいて観光コースからは外れているばかりに人が余りいないとなれば、まさにハイキング好きには天国のような場所だ。

NZ環境省HPによると、山頂を目指すコースは往復で8~10時間。裾野の部分に山小屋があるので、利用すれば多少は楽な行程になるだろう。ただし、夏季以外は雪と氷の世界なので山頂の天候をしっかりチェックしてから行きくべき、玄人向けのコースだ。

それよりも注目のコースとしてニュースで名が挙がっていたのは、マウント・タラナキのすそ野を巡るPoukaia Crossing。全長18.4キロを7~9時間かけて歩くこのコースは、もともとあった2~3日で踏破するロングウォークのハイライト部分だけを歩ける最新のコースで、こちらは山頂にはいかない分、重装備がなくても楽しめるようになっている。写真を見ていると・・うーん、これは行きたい!タラナキを訪れたら必ずやってみたいコースだ。

参照リンク:Poukaia Crossing – 100% Pure New Zealand

なかなか足を運びにくいタラナキ地方やエグモント山。一躍脚光を浴びた旅行先として、今年は旅行計画を立てて見てはいかがだろうか。

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園芸/造園/個人ガイド/コラム外山みのる
ニュージーランド(オークランド)在住。20歳でNZワーホリ後、海外自転車旅や山小屋バイト等を経て再びNZへ。移住を目指して家族で奮闘中。お仕事は園芸や造園、個人ガイド、コラム執筆。

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