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北島一の絶景!水面に映るタラナキ山はどうやって撮る?

北島一の絶景!水面に映るタラナキ山はどうやって撮る?

ロンリープラネットの2010年度版の表紙を飾っている写真がある。
北島にある「タラナキ山」が湖の水面に写り込み、まるで鏡のように2つの山が対称に写っている写真だ。

この写真はいったいどこで、どうやって切り取られているんだろう?
先日タラナキ山にトレッキングに行った際に調べてきたので、この写真がどうやって撮られているのかご紹介しよう。

北島を代表する絶景!タラナキ山のリフレクションを撮る

mt.taranaki photo by Flicker

みごとなまでに凪いだ水面に反射したタラナキ山。
僕はこの写真を見てから、いつか僕も撮りに行きたいとずっと思っていた。

2017年年始にその機会があって、タラナキ山へトレッキング遠征をしに行った。選んだコースは『ポウアカイ・サーキット』という2泊3日のコース。山頂へは行かずに国立公園の北側の湿地や山小屋を巡るコースで、どうやらその2日目に泊まる山小屋「Poukakai Hut」のすぐそばでこの写真が撮れるようだ。

いざ2日目にポウアカイ・ハットに到着すると、その日はあいにくの雨。雨どころか、すさまじい風で山小屋が一晩中揺れるような荒れ模様だった。残念ながら、僕がその翌朝に撮れたのはこの一枚。運よく雨は止んだけど、ガスがかかってタラナキ山は出てきてくれなかった。残念だったけど、こればかりは仕方がない。次回に持ち越しだ。

タラナキ山のポウアカイサーキットの途中にある小さな池 Tarn
タラナキ山のリフレクションを狙ったが・・

意外と池は小さくて、英語では「Tarn」と呼ばれる。ポウアカイ・ハットという山小屋からは歩いて10分くらいだから、朝晩のマジックアワー(日の出日の入り前後の凪いだ時間)に宿から撮りに行くのが最もチャンスがおおく確実だろう。

往復4時間のトレッキングでもリフレクション写真が撮れる!

僕がこの記事で言いたいのは実はこれで、実は2泊3日のポウアカイ・サーキットを歩かなくても、日帰りでこの写真の撮れることを、僕は現地で知った。

タラナキの地図をよ~く見るとわかるんだけど、先ほど登場したポウアカイ・ハットから北に真っ直ぐに国立公園外に出るトレッキングコースが伸びていて、2時間半くらい歩くと舗装路につく。これは本来エスケープ・ルートとして使われるのだが、どうやら写真だけ撮りに、このエスケープルート(正式名称はMangorei Track)を歩いてやってくる人も多いようだった。

つまり、撮影の目的地となるTarnまで、最短で2時間~2時間半くらいでいけてしまうということになる。しかも、僕は実際にポウアカイハットで5名近くそんな登山者に会ったから、結構知られたコースなんだろう。

(↑ 上のグーグルマップを拡大すると、ポウアカイハットから北にまっすぐコースが伸びているのが分かる。これが写真スポットまでの最短ルートだ。)

ちなみに、登山地図はこちら。

ポウアカイ・サーキットの登山地図。地図外の南に山頂、北側にポウアカイ・ハットがある。photo by adventure.org.nz

もし写真撮影に興味がある人は、タラナキ登頂などをしに行くついでに、このエスケープルートも歩いてみるといいと思う。天気さえよければ、きっと素晴らしい写真が撮れるはずだ。

ちなみに、ポウアカイ・クロッシングという8時間くらいかけて歩くコースでも、このリフレクションの写真が撮れる池を通過する。タラナキ山のコース説明については、別の記事にまとめたので参考にしてほしい。

タラナキ山(エグモント国立公園)のトレッキングコースは4種類!1時間~最大5日間まで

ロンリープラネットによる『2017年に行くべき観光地』の世界2位にも選ばれた、ニュージーランド北島のタラナキ地方。先日タラナキ山へトレッキング取材をしに行った際、現地で情報を集めてみると思いのほかコースの選択肢が充実しており、ネットの日本語情報で…

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