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ワイポウアの森へ!巨木カウリ「タネ・マフタ」周辺のトレッキングコース4選

ワイポウアの森へ!巨木カウリ「タネ・マフタ」周辺のトレッキングコース4選

北島の観光のハイライトと言えばロトルアの温泉やワイトモケーブなどいろいろとあるけれど、『Nature ニュージーランド』として外してほしくないのは、北の果てにある『ワイポウア・フォレスト (Waipoua Forest)』だ。

ここはニュージーランド最大の樹として知られるカウリの巨木「タネ・マフタ」など、太古のままの自然がそのまま残った数少ない場所の一つ。このページでは、ワイポウアの森を味わうための4つのトレッキングコースを挙げてみよう。

ワイポウア・フォレストのコース概要


(ワイポウア・フォレストは地図上ではここ。オークランドから車で3時間~ほど。)

ワイポウアの森の主なトレッキングコースは4本。

  1. タネ・マフタ・ウォーク (森の神)
  2. テ・マツア・ナヘレ・ウォーク (森の父)
  3. フォー・シスターズ・ウォーク
  4. ヤカス・カウリ・ウォーク

ワイポウアの森自体へのアクセスは、森を南北に貫く国道(SH12)一本だけなので迷うことはない。
上記の1~4のコース入口は国道SH12号線沿いにあり、1の入口と、2~4の入口の2か所がある。(下の地図参照)

4コースとも難易度は低い。基本的に誰でも歩ける平坦な道だ。ただ、4のヤカスだけはちょっと距離が長いので(往復80分)、ここだけはちゃんと水や軽食、雨具など多少の準備はいると思う。

ワイポウアのコース1:タネ・マフタ・ウォーク

ニュージーランド最大の樹「タネ・マフタ」
ニュージーランド最大の樹「タネ・マフタ」

所要時間:往復10分

『タネ・マフタ・ウォーク』の看板が道路沿いに出ているので迷わず行ける。車道の脇に車を停めて、板張りで歩きやすいボードウォークをちょっと歩けば、ニュージーランド最大の樹「タネ・マフタ」に会える。樹の目の前と、もう少し進んだところにもベンチがあって、遠近両方から景色が楽しめる。

ニュージーランド最大の樹「タネ・マフタ」
「タネ・マフタ」入口

 

僕は2度この森に足を運んだけれど、やはり異質なまでの巨大さを前にすると、毎回「すごい」の言葉すら出ない。言葉や写真では言い表せないあの存在感は、肌で感じないと分からない種類のものじゃないだろうか。涙を流す人もいると聞くけど、それは僕も体験済みなので気持ちは痛いほどわかる。

ワイポウアのコース2:テ・マツア・ナヘレ・ウォーク

「テ・マツア・ナヘレ」森の父とも呼ばれる
「テ・マツア・ナヘレ」森の父とも呼ばれる

所要時間:往復40分

上記の「タネ・マフタ」の駐車場から車で10分くらい南に、別のエントランスがある。入口は一つで、途中からコース2~4へ分岐していくような感じだ。「テ・マツア・ナヘレ」へのウォーキングコースも平坦で歩きやすく、樹の前にはベンチが設置されていてゆっくり観察できる。

「テ・マツア・ナヘレ」森の父とも呼ばれる
「テ・マツア・ナヘレ」コース入口

 

僕個人的には、初めて見た時の衝撃は「タネ・マフタ」以上だった。「テ・マツア・ナヘレ(森の父)」は高さこそ低いけれど胴回りは最大の樹で、僕も最初の感想は「壁!!!」だった(安易だけど・・苦笑)。幹回り16mと言われていて、これは大人10人がかりでやっと囲える大きさ。あまりに大きすぎて、樹の目の前に座っていても「これは現実か!?」と思ってしまう。

ワイポウアのコース3:フォー・シスターズ・ウォーク

カウリ 「フォーシスターズ」
カウリ 「フォーシスターズ」

所要時間:往復15分ほど

「テ・マツア・ナヘレ」のついでに立ち寄ることができるから、体力に自信のない人でも、この1~3までのコースはなるべく歩いてほしい。フォー・シスターズはカウリとしては若木(と言っても樹齢数百年)だけど、まっすぐな巨木が至近距離で育っている様はまず他ではお目にかかれないだろう。

ワイポウアのコース4:ヤカス・ウォーク

ヤカス・カウリ。触れるカウリとしては最大のもの。
ヤカス・カウリ。触れるカウリとしては最大のもの。

所要時間:往復80分

この4コースの中で、僕がもっとも感銘を受けたのは「ヤカス・カウリ・ウォーク」だった。「ヤカス」カウリは、触れるカウリとしてはニュージーランド最大のもの。根を痛めないように周辺にはボードウォークが張り巡らされているので、好きなように写真を撮ることができる(樹が大きすぎて、これがかなり難しいのだけど)。

ヤカスだけでなく、道中の景色もまた素晴らしい。
コース上に見られる名もないカウリの木もまた、一本一本が巨大で、樹齢1000年前後であろう大きさがある。カウリという巨大な傘がいくつも広がる森だから木の絶対数も少なく、場所によっては不思議なほど森にぽっかりと空間ができていて、まるで恐竜でも出てきそうな雰囲気だ。まさにニュージーランド北島の太古の森を体験できる、おそらく唯一のトレッキングコースと言っていい。

カウリの木についは別の記事に詳しく書いたので、合わせて読んでみてほしい。

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