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東の海から西の海まで!オークランド『コースト・トゥ・コースト』で街並みウォーク!

東の海から西の海まで!オークランド『コースト・トゥ・コースト』で街並みウォーク!

ニュージーランドに数あるトレッキングコースと言えど、これほど特色あるコースはそうそうないだろう。

トレッキングとは言っても歩くのはアスファルト。東の海(太平洋)からスタートして、目指すは西側の海、タスマン海。オークランドの都市部を東西に貫く、その名も『コースト・トゥ・コースト Coast to Coast』を歩いてきたのでレポートしてみよう。

それにもしても、あぁ、久しぶりに歩き疲れた。。

オークランドの観光地を結ぶハイキング『コースト・トゥ・コースト』

オークランドの観光スポットとして知られる、オークランド博物館や、マウント・イーデンにワンツリーヒルなどなど・・・これらを贅沢に、一直線に結んでしまったトレッキングコースがある。

そう、それが、オークランドの港から西側のマヌカウ湾まで歩きぬける「コースト・トゥ・コースト」だ。

[Coast to Coast]

【レベル】中級

【タイム】5時間~(健脚なら4時間ほど。)
【距離】16 km 
【コース内標高差】187m
【見どころ】オークランド近郊の観光スポットを一日で見て周れる!(オークランド・ドメイン、マウント・イーデン、ワンツリーヒルなど)

専用の地図はインフォメーションセンターでもらえる。(もしくは、オークランド市のHPからプリントアウト。)
ゴールの公園のそばにオネフンガ駅があるので電車で楽にシティに戻ることができるので誰でもトライ可能だ。

一国の東海岸から西海岸側まで、一日で歩き抜ける経験もなかなかできないことかもしれない。イーデンとワンツリーヒルを登ったり下りたりするので結構足にくるけど、それだけにこれらを繋いで歩ききった時の満足感もまた大きい。次項では写真を使ってコースをレポートしてみよう。(僕がホントに歩いた、という証拠も兼ねて(笑))

コースト・トゥ・コースト 1:港からドメインまで

実は僕はこの看板(下の写真)を見た時から「coast to coast」コースが心のどこかでずーーっと気になっていた。
今日やっと時間がとれたので、「よし、行ってみるか!」と決心して再びこの看板の前へ。オークランドの港沿い、Maritime Museumのすぐ隣(ヴァイアダクト)から、いざスタート!西側の海まで、約5時間の行程で歩き出す。なかなかタフなハイキングになりそうだ。

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コースト・トゥ・コーストのスタート地点!「マリタイム・ミュージアム」の隣に看板がある。

 

コースト・トゥ・コーストはざっくりと4分割して考えることができる。すなわち、

1、港からドメインまで
2、ドメインからマウント・イーデンまで、
3、イーデンからワンツリーヒルまで、
4、ワンツリーヒルからゴールまで

の4区間。1区間目は特に見どころが満載。フェリービルディング、ブリトマート駅、アルバートパーク、(真下にはいかないが)スカイタワー、オークランド大学・・・・これらを過ぎて、最初の中継地点、オークランド・ドメインに入っていく。

オークランド トレッキング ハイキング コースト トゥ コースト
いざ、スタート!フェリービルディングがみえる。ここからブリトマート駅→アルバートパークと進んでいく
こぎれいなHigh Streetを通り、アルバートパーク、オークランド大学を通過。
見えた!まずはオークランド・ドメインと博物館に到着。

ここまでで約30分くらいだった、・・たった30分? 歩いて博物館まで歩けてしまうことに今さらながら驚いてしまう。次のポイント、マウント・イーデンもすでに視界に見えている。休憩せず、2区間目を歩きはじめることにした。

コースト・トゥ・コースト 2:ドメインからマウント・イーデン

ドメインの広々とした芝生広場を抜け、クラシックな高級住宅や学校が建ち並ぶイーデン地区に入っていく。この2区間目はイーデンの山を目指してまっすぐ歩くだけなので迷いようがない。広々としたお宅を眺めながら歩くと、すぐにイーデンの麓までやってくることができた。さて、ここから少し登って頂上へ登ろう。

死火山の多いオークランド。塀の石積みも溶岩石が多い。
マウント・イーデン
さっそく見えた、マウント・イーデン!マオリ語ではMaungawhauというようだ。

 

マウント・イーデンは外周をのんびり歩いて頂上に行くこともできるが、今回はパス。最短距離で頂上まで登った。頂上は風が暴れながら吹き抜け、カメラも構えていられないほど。証拠写真だけとって、そそくさと退散することにした。

イーデン頂上で証拠写真(笑)。とんでもなく風が強くて、結構ぶれてしまった。
イーデン・ヴィレッジに立ち寄る。ここはおいしいカフェと日本食レストランがある。コーナーにあるカフェはいつも人気!

コースト・トゥ・コースト 3:イーデンからワンツリーヒル

イーデンからは住宅街を縫うようにしてワンツリーヒルへ。道中は庭先のお花や街路樹を眺め、高級そうな住宅にため息をもらしたりと見どころがあって面白い。30分ほど住宅街を歩くと、ワンツリーヒルの重厚なゲートが見えてきた。さて、ここからまた、標高183mの頂上までひと登りだ。

ワンツリーヒルへ。重厚な入口がお気に入り。
ワンツリーヒル山頂へ登るには、牧草地を突っ切るのが一番!今日も羊がたくさんいた。
フンをよけながら頂上を目指す。目の前に群れがいた。「こっち、くるの?」と視線を感じる。

 

歩きっぱなしでかなり足に来ているが、ワンツリーヒルさえ超えればもう反対側の海はすぐそこのハズ。頂上で記念撮影をして降りていくと、ついに西側の海、マヌカウ湾が見えてきた!ここまで歩いてこれるということに、ただただ驚く。歩いてみないと分からないもんだ。

頂上は爆風なので退散。降りる途中で、ゴールとなる海(マヌカウ湾)が見えてきた!

コースト・トゥ・コースト 4:ワンツリーヒルからゴールへ!

ワンツリーヒルを反対側から出ると、Royal Oakの街を抜け、いよいよ海が近づいてきた。
さすがにシティから遠いだけあって、道も住宅もまた一段と広い。景色の向こうが途切れている。きっともうすぐそこに、海があるんだろう。

そういえば観光案内所でもらった地図はコピーだった。正規パンフは僕のときは品切れ。
もうすぐゴール。道も周囲の家も、敷地が広々していて気分よく歩ける。
地図通り進むと海の横の公園に、ゴールの看板があった!お疲れ様でした。

 

「ゴールはわかるかな?」
と思っていたけど、観光案内所でもらったマップの終点らしき公園を歩くとすぐに看板が見つかった。スタート地点にあるのとおんなじヤツだ。アスファルトの上を歩き通したので足が棒のようだが、記念撮影を終えてベンチに腰掛けると、「ホントに東側から西側まで歩けてしまった!」と満足感でいっぱいになった。

普段は「バスや電車じゃないと遠くて行けない」と思っていた場所も、案外やってみれば歩いていけてしまう。「徒歩」という手段もバカにはできないなぁと改めて思う。歩きながらいろいろと思いを巡らせ、アイデアを思い付けたのもよかった。やっぱり歩きながら考えると頭がすっきりして、いい考えがまとまりやすい。

僕にとってはもう全部行ったとことのある観光スポットばかりだったので、かなり早く計4時間でゴールしたが、いろいろと寄り道しながら歩くのも面白いと思う。たとえば公式マップではマウントイーデン麓の「イーデン・ヴィレッジ」は通らないが、ここに立ち寄って食事をしたりコーヒーを飲むものいい。時間と体力のある限り、観光スポットをいろいろ“詰め合わせ”して歩いてみるときっと素晴らしい一日になるはずだ。

ABOUT THE AUTHOR

園芸/造園/個人ガイド/コラム外山みのる
ニュージーランド(オークランド)在住。20歳でNZワーホリ後、海外自転車旅や山小屋バイト等を経て再びNZへ。移住を目指して家族で奮闘中。お仕事は園芸や造園、個人ガイド、コラム執筆。

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