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IELTS<アイエルツ>受験体験談。もし次受けるとしたら僕ならこう対策をとる。

IELTS<アイエルツ>受験体験談。もし次受けるとしたら僕ならこう対策をとる。

ニュージーランドに留学・移住すると決意して、おそらく多くの人にとって最初の難関になるのがアイエルツ(IELTS)のスコアだろう。専門留学ではたいていスコア5.5~6.0、大学や大学院だと6.0~7.0、永住権申請でも6.5が必要になるからだ。

さて、僕は留学開始1年前の2014年に初めてアイエルツを受けた。
TOEICは当時840点だった僕の、IELTSスコアは以下のような数字だった。

speaking 7.0
listening 6.5
reading   6.0
writing    5.0
平均スコアは6.0。

なぜスピーキングがやたら高く、そしてライティングがコケてしまったのか^^;。そしてこの次受けるとしたらどう対策を取るかを書いてみよう。これから受ける人の参考になれば幸いだ。

Group of students walking IELTS

まず、僕の体験談(2014年 東京会場)1日目

listening

テスト開始前の説明からして英語が早く、TOEICののんびりした口調とは違うと瞬時に悟る。解説を聞きながら、身が引き締まった。

リスニングは計40問。後半の20問分の会話はかなり早く、まるで海外のドラマを音だけで聞いているよう。ただし、言葉づかいは丁寧で、まるで実際の現場の会話を拾ってきたようなナチュラルな会話が多かった。実際の会話や講義をかなり意識して作られた会話内容だと感じた。

Reading

長いパッセージが3つで計40問。
TOEIC的ないわゆる”雑魚問”はなく、どの問いもしっかり本文を理解するほか無い・・うまくできてる。3つめの長文はTOEIC900オーバーじゃないとスラッとは読めないであろう単語レベル。これは文句なしに相当難しい!!

..だけど、できないのはみんなも一緒。最後のパッセージは、うまく単語を拾って想像力で補うほかなさそうだ。

Writing:

150文字の「説明文」と、250字の「エッセイ」。
僕はライティングが時間が足りなくて書ききれず、説明文はなんとか書いたが、エッセイはまったく中途半端で結論も書かずに提出という悲惨な結果になってしまった。これは失敗。

2日目:Speaking

2日目の朝、広々とした待合室に30分ほど待機。20人以上が自分の番を待っていたが、だれもしゃべらず緊張した体をそわそわさせていた。見たところ、若い大学生が初めての海外留学に行くために初めて外人の人と面接をする…というような雰囲気の人が8割といたっところ。パスポートを忘れて試験が受けられず、「今回受けないと留学いけないんです・・」と泣いていた女学生があまりにも不憫だった・・。もちろんパスポートがないとIELTS試験は受けられない。気を付けよう。

スピーキングは3つのセクションに分かれていて、①自己紹介、②テーマに沿って1-2分のスピーチ、③テーマに関する質疑応答の順番で話していく。

僕の場合、

セクション①
名前は? どこに住んでるの? どんな部屋なの?
仕事の合間にshort breakは取る?どうして?、
休憩中ちょっと寝たりする?、どうして? どうして?どうして。。。。(^_^;)Why攻撃にシドロモドロ(笑)今思い返しても refresh とrelaxくらいしか言ってなかった気がする..

セクション②
運命の僕のテーマは、「最近訪れたhistoric buildingについて説明せよ(どんな建物でしたか?何を学びましたか?)」だった。たまたま鎌倉の覚園寺のお盆祭りにいっていたので、そのことを使って説明。お経を唱えるって何て言うんだっけ?と思いつつpreyで済ませた。汗 (お経を唱える=chanting a Buddhist sutra)

セクション③
テーマについてさらに深く突っ込まれる。
よくhistoric building を訪れるの?ホワイ?
最近はhistoric building を訪れる人が増えてるの?ホワイ?
未来の人が現代のhistoric building の状況をみたらどう思うかな?ホワイ?…(^_^;)

ほわいの嵐にひたすら応戦・・。

「訪問者数は増えていると思う。なぜなら、3.11を期に日本人が日本人とはなにかを再考し、歴史に学ぼうとしているから。20世紀初頭から、欧米に追い付くため、日本人は日本人であることを捨ててしまい、戦後も発展を優先した。地震をきっかけに、日本人は日本の歴史を見直しているんですよ。」と説明。これには試験官も僕の目を目て頷いてくれ、納得してもらえた様子だった。ホッと一安心。

 

なぜスピーキングだけ高スコアだったんだろう!?

exams-ielts-アイエルツ

これは間違いなく、周りの受験生のおかげかと(汗)・・個人的には思っている。
アイエルツは絶対評価なので他人との比較して自分のスピーキングスコアが出てくるわけではないが(つまり相対評価ではない)、試験管もそこは人間。初めて英語をしゃべるような若い人たちの中に、多少なりとも喋り慣れている人が来たことで、評価が若干上がってしまったんだと思う。

これは実際、留学生や学生志望のワーホリの間では割と有名な話で、アイエルツは日本で受けたほうがいいとよく言われる由縁にもなっている。

(※これはあくまで個人的な感想です。IETLSは絶対評価を謳っているので。ただ、やっぱり僕がもう一回受けるとなれば、日本で受けるかな・・。)

アイエルツは対策がとりやすい。僕なら次はどう対策をとるか

アイエルツはTOEICに比べて対策が取りやすいと思う。特にスピーキングとライティングは対策のやりがいがある。

というのも、毎回テストの内容は違えども、言い回しや単語なんてのは言い回しが効くからだ。

たとえばスピーキングはテーマがどうであれ、簡単な例でいうと自分の意見を言うときは最初に「first of all」、次に「secondly」「thirdly」そして「finally / at last」というように、しゃべる内容の構図は同じと言っていい。穴埋め問題みたいなものだ。文章の型はあらかじめ大体決まっている。本番中に(カッコ)の中を埋めていけばいい。これに気づけば本当に楽だと思う。

あとは沈黙にならないように、日本語で「えー・・」といってしまうところを「that’s a good question」「let me see..」「(考えが浮かばなくても先に)there are 3 points that i can explain, first of all,.. 」とかなんでもいいのでつなぎの言葉をストックしておけばOK。

体験談を活用しよう!

さらに!ネットを検索すればいくらでも過去の体験談は出てくるのでこれを活用しない手はない。
たとえば体験談から過去のライティングのテーマを10個ピックアップしよう。ライティングにも”文章の型”があるから、サンプルから使えそうな文章や言い回しを抜き出してストックし、10個の過去問にそれぞれ当てはめて自分なりの解答を作ってみよう。それさえできて時間内にうまく使いこなせれば、僕の感覚では6.0はいける。
僕はその「言い回しのストック」が無かったがために考える時間を余計に使い、5.0しか取れ無かったが、次なら6.5を取る自信がある。対応のしようはいくらでもあると分かったからだ。

参考書のご案内

最後に僕が使った2冊の参考書を挙げておこう。
IELTSにこれから手を付けるという方は、以下の入門書をまず手にとって、一度さらっと全体に触れてみると、後がやりやすいはずだ!

ABOUT THE AUTHOR

園芸/造園/個人ガイド/コラム外山みのる
ニュージーランド(オークランド)在住。20歳でNZワーホリ後、海外自転車旅や山小屋バイト等を経て再びNZへ。移住を目指して家族で奮闘中。お仕事は園芸や造園、個人ガイド、コラム執筆。

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