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ニュージーランド移住希望者が学生ビザから入る理由

ニュージーランド移住希望者が学生ビザから入る理由

海外に出たい、外国で暮らしてみたい、日本がいや、原発から逃れたい・・理由は様々だが、ニュージーランドにはたくさんの日本人が移住を希望してやってくる。

そこで王道というか、移住を希望する人がとる一番多い選択肢が、まず「留学をする」ことだ。
今日はニュージーランドに移住したいと心のどこかで思っている人への初めてのNZ移住案内として、僕の経験も踏まえてごく基本的な知識を書いてみよう。

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移住希望者が学生ビザを選ぶ理由

結論から言うと、「学生ビザ」はNZ永住への最初のステップとして最適だ。順にお話してみよう。

まず、NZで永住したいと思ったとして、気になるのが「NZではどうすれば永住ビザが降りるのか」だろう。

ニュージーランドは永住権を獲得するのにいろいろな方法が用意されている。
「投資家部門」「起業家部門」「家族部門」「技能移民部門」がそれ。

しかし、現実的には多くの人にとって選択肢は「技能移民」一択だと思う。
というのも、投資家部門は数億円がいるし(宝くじが当たっても永住権は買えない..苦笑)、起業家部門も日本で会社を黒字経営していたという”手土産”をNZにもっていかないと申請できないと聞いている。家族部門はいわずもがな、身内がNZに居れば苦労しない..^^;。ということで、どうしても「技能移民部門」にフォーカスを当てることになる。

NZの「技能移民」とはなんなのか

では次に聞きなれない「技能移民」とは何だろうか。カンタンに言うと読んで字のごとく、人材不足であったり今後の成長が見込まれる分野で、その道の学歴・資格・経歴を持つ人材を移民として受け入れている部門のことだ。

申請方法はポイント制。申請者の学歴、職歴、資格、年齢などを点数化して、一定の基準(パスマーク)を超えていることが申請条件です。語学力は主にIELTSで計られ、IELTS6.5点以上となっている。

これらの総合点が高い人から順に政府の審査が入り、うまく行けば永住権となるわけだ。

技能部門の申請には、NZでの仕事経験がほぼ必須

やっかいなことに点数配分がずいぶんと恣意的に偏っていて、NZでの職歴がないと、点数的にかなり厳しいことになっている。パスマークは160点(2017年現在)だがそのうちの60点以上は「NZで仕事があるか」の項目で、その他にもNZでの職歴に関する項目が多い。つまり、ニュージーランドで働いていないと、現実的には永住権獲得はほぼ不可能だと言っていい。

じゃあどうやって仕事を取るのか。
よっぽどでないと、日本にいながらニュージーランドの企業と連絡をとってワークビザを出してもらうのも難しいだろう。・・そうなると、日本で学業を終えて新卒で職を探すように、NZでも学歴をつくって仕事を探すのが、遠回りのようで一番理にかなった方法といえるわけだ。

ということで、これで最初の結論に戻ってきた。多くの人は、学生ビザでNZに入る、という方法に落ち着くのだ。実際、学生から入るメリットもたくさん用意されていて、時間はかかるが悪い話では決してない。

ニュージーランド移住希望者が学生ビザから入る理由

専門学校や大学を卒業すれば、一種の「ワークビザ」が手に入る

最大のメリットはこれ。
細かくは省略しますが、専門学校を卒業すると「オープンワークビザ」と呼ばれる一種のワークビザがほぼ自動的に降りてくる。これはワーホリビザと性格が似ていて、特定の雇用主から出してもらうビザではなくて、とにかくどこでも好きな仕事を探せるワークビザのことだ。

このオープンワークビザで仕事を探し、仕事先からワークビザを出してもらえれば永住権がいよいよ視野に入ってくる・・「オープンワークビザ」という永住権への”とっかかり”を手にするために、多くの人は学生ビザでNZ入りしているのだ。

もちろんボーナスポイントやその他ポイントの存在、そして職業によって状況は変わってくる。詳しくはgoogleで「ニュージーランド 移住」などと検索してみてほしい。ただ、ころころと移民の条件は変わるので、どれが最新情報かはしっかりと見極めてほしい。

何を隠そう、僕も学生ビザから永住を目指している一人。移住に関わることはわかる範囲で今後も何らかの形でお話をしていきたいと思う。

ABOUT THE AUTHOR

園芸/造園/個人ガイド/コラム外山みのる
ニュージーランド(オークランド)在住。20歳でNZワーホリ後、海外自転車旅や山小屋バイト等を経て再びNZへ。移住を目指して家族で奮闘中。お仕事は園芸や造園、個人ガイド、コラム執筆。

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