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秋のNZで紅葉を楽しもう。オークランドの紅葉スポット8選

秋のNZで紅葉を楽しもう。オークランドの紅葉スポット8選

4~5月ごろにかけて、僕の住むオークランドも周囲の木々が色づき始めてきた。ニュージーランドの紅葉(黄葉)と言えば南島のアロータウンやクイーンズタウンなどが知られているけれど、さてオークランドのシティーやその周辺では紅葉を楽しめる場所はあるんだろうか?

海外メディア『The Urban List』に「オークランド周辺の紅葉スポット」が特集されていたので、今日はその記事から「オークランドの紅葉スポット8選」を挙げてみたい。




オークランドの紅葉スポット1:フランクリン・ロード

オークランドのプラタナス並木(夏)
オークランドのプラタナス並木(夏だけど・・^^;)

オークランド中心部からもほど近いフランクリンロード(Franklin Road)。ヴィクトリアパークの近くと言えば分かりやすいだろうか。

ここはニュージーランドでも随一の街路樹が美しい通りで、秋だけでなく新緑の春や木漏れ日あふれる夏も一見の価値があると思う。クリスマスの前後は通り沿いの家々がこぞってイルミネーションでお庭を飾り、さながら日本の縁日のような賑わいになる。

写真はオークランドの別の通りだけど、イメージとしてはこんな感じ。樹はLondon Planeといって、つまりプラタナス(すずかけの木)の並木だ。

オークランドの紅葉スポット2:コーンウォール・パーク

秋の実@コーンウォールパーク by Flicker

 

コーンウォールパークは観光名所「ワンツリーヒル」の正式名称。ここにも上記と同じプラタナス並木があり、そのほかにもあちこちで木々が紅葉しており秋の散策が楽しめる。

コーンウォールパークはどの季節に行っても楽しい。春は桜やラッパズイセン(Daffodil)の花が見事だし、夏は芝生の上で気持ちよくBBQが楽しめる。冬の終わりから春にかけては子羊が見れるのもうれしい。

「オークランドらしい風景写真を撮りたい!」と思っている旅行者ってとても多いと思う。そんな方におすすめなのが、ポストカードにもなっているオークランドの風景スポットの代表格で、有名な観光スポットでもある「ワンツリーヒル one tree hill」だ。ここは春の季節なら桜やモクレンのお花見が楽しめ、シティーや遠くに浮かぶランギトト島の景色もばっちり楽しむことができる。何よりも都会の真ん中なのに羊が放牧されていて、しかも自由に入れるので、羊たちと記念撮影だってできちゃう素晴らしい場所だ。園内は広く、頂上は183mと...

オークランドの紅葉スポット3:オークリー・クリーク


知る人ぞ知るオークランド近郊の癒しスポット、オークリー・クリーク(oakley Creek)。
オークランド動物園や後述のウェスタンスプリングズの方面にある細長い森の公園で、遊歩道の奥には見栄えのいい滝も見られる。道沿いには「スウィートガム」と呼ばれるモミジバフウの木などが紅葉しており美しい。

オークランドの紅葉スポット4:ウェスタン・スプリングス

オークランド動物園に隣接する大きな池のある公園「ウェスタンスプリングス Western Springs」。
オークランド地域で育つありとあらゆる種類の樹が植えられており、まるで植物園のような公園だ。プラタナス、オーク、モミジバフウなどの落葉樹もたくさんあって秋に見ごろを迎える。

高木があって川や池がある環境だから、野鳥の観察にももってこい。川にはウナギもいて、芝生の上は野鳥だらけで、個人的にはもうほとんど動物園の気分でいつもウェスタンスプリングスを訪れている。

オークランドの紅葉スポット5:オークランド・ドメイン

auckland domainにある大温室

博物館がそびえる芝生の公園を「オークランド・ドメイン」と呼ぶ。
ここにはプラタナスをはじめとした落葉樹がたくさん植えられているので、秋~晩秋にかけて紅葉やふかふかの落ち葉を楽しめる。100年以上続く大温室には、色とりどりの花も。歩き疲れたらおしゃれなカフェで一休みしよう。博物館と合わせれば、身近な場所ながら一日遊べる場所だ。

オークランドでも桜を見ることができるスポットがあって、春の季節には日本人をはじめとしたアジア人が待ってましたとばかりに花見を楽しむ光景を目にすることができる。以前にも紹介した、9月上旬ごろに街路に咲く台湾桜に、9月下旬から10月はじめごろに見ごろになる、オークランド最大のお花見スポット「ワンツリーヒル」の桜並木。もうこれ以上オークランドに桜の名所と呼べる場所はないだろうと思ってたのだが、調べてみるともう一か所だけ「桜スポット」よ呼べる場所があった!今日はあまり知られていない、オークランドの隠れた...

オークランドの紅葉スポット6:プホイ・ヴィレッジ

puhoi river 秋のカヤック川下りの一コマ。

この8選の中では一番遠い(シティーから車で30分くらい)プホイ・ビレッジ(Puhoi village)。
開拓時代の名残を残した建物が残り、中心部にあるパブは西部劇に出てきそうな雰囲気で一見の価値ありだ。プホイリバー沿いにオークやカエデ科の落葉樹が植えられており、5月の上旬あたりは真っ赤に色づいて紅葉が楽しめる。

プホイは何よりもカヤックの川下りが気軽に楽しめる場所としてオークランド市民には知られている。片道2時間の川下りを楽しんで、パブでビールを飲み、紅葉を楽しめれば一石三鳥(?)。プホイは僕個人としても大好きなおススメスポットだ。

オークランドの紅葉スポット7:アルバート・パーク


8選の中では最も近い、というかシティのど真ん中にあるアルバート・パーク(Albert Park)。オークランド大学の隣の、噴水のある公園といえばお分かりになる方も多いんじゃないだろうか。

ここは春のモクレンの大木が最も見ごたえがあるけれど、秋もオークなどの落葉樹が色づいてくれてきれいだ。公園全部が秋色に染まる・・というほどではないけれど、写真の撮り方によっては”オークランドで最も近い紅葉スポット”と言ってもいい。

オークランドの紅葉スポット8:ボタニック・ガーデン

オークランド ボタニックガーデン

オークランドが誇る広大な植物園、「オークランド・ボタニックガーデン」。以前別の記事でも熱く(?)語ったけれど、ここはいつ行っても見ごたえがあって、カフェもあるから週末にのんびり半日ゆっくりするには最適な場所だ。

オークランドやニュージーランドで育つ植物の展示場でもあるので、数えきれないほどの種類の落葉樹を見ることができる。日本庭園らしき一角もあるので、モミジの紅葉が見られる貴重な場所と言ってもいいかもしれない。

動物園、遊園地、水族館・・いろいろと観光スポットがあるオークランドだけど、その中で唯一といっていい“無料で遊べる”スポットがある。それは今日紹介する「オークランド植物園(ボタニックガーデン)」だ。ここは敷地が64ヘクタールもあるかなり大きな植物園で、予備知識なしで行くとなんだか歩いただけで終わってしまう。そこで10回以上は植物園に足を運んでいる僕がおすすめする、「オークランド植物園の楽しみ方」を5つに分けて書いてみたい。だだっ広い園内も、ターゲットが決まっているときっと歩きやすくなるはずだ。オーク...

参考URL:
The Urban List – The Best Spots To See Autumn Leaves In And Around Auckland

Last Updated on 2022年9月25日 by 外山みのる

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