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これってダメなの!?ニュージーランド入国で意外と持ち込めない食べ物5選

ニュージーランド旅行の最初にして最大の(!?)難関、入国の際の税関検査(持ち物検査)。パスポートに判をもらって、預けた荷物を回収したあと、検査官に「食べ物持ってますか~?」なんて聞かれるあの検査だ。

僕はもう何度もニュージーランドと日本を行き来しているけれど、やっぱりNZの税関検査は緊張するものだ。ちょっとでも申告漏れがあったら罰金と聞いているし、何よりせっかく日本から持ってきた食べ物が没収されてしまうんじゃないかと冷や冷やしてしまう。きっとこれは、ほとんどすべての日本人に当てはまる不安なんじゃないだろうか。

そこで、この記事では、ちょっとあやふやな「ニュージーランドに持ち込めない食べ物」について、いくつかの具体的な「没収される食品」の例を挙げてみたい。以下の5つの例えから、「どんな食べ物が持ち込めて、どんなものが持ち込めないのか」の理解を少しでも深めて、不安なくニュージーランドへの旅行をしてほしいと思う。

ブドウ2粒の申告漏れで罰金400ドル!!本当に厳しいニュージーランドの税関検査。

NZ入国の際、だれもが不安になるのが手荷物検査(税関手続き)だろう。僕もNZ入国の際は必ず別室送りにされてしまうし(理由は下のリンクに・・苦笑)、税関でいろいろ突っ込まれて大変だった、といった話はほんっとうによく聞く。さて、そんなNZの税関について、NZ…

NZに持ち込めない食品例1:機内で食べきれなかったサンドウィッチ

Sandwich

たとえばこんなパターン。
日本の空港のコンビニで買ったおにぎりやサンドウィッチ。でも機内で結局食べきれずNZまで運んできれしまった・・・

これは2つの理由から持ち込みができない。
つまり、「開封済みの食品」であり、さらに「生野菜」が入っていることもNGとなっている。基本的には、NZ国外で買って一度開封された食べ物というのは持ち込むことができないと考えよう。理由は、他国の小さな虫や何らかの種や菌などが入り込んでいる可能性があるから。

また、たとえ未開封であっても、生野菜などの「生の植物」は禁制品で持ち込めないことになっている。サンドウィッチの場合、レタスやニンジンの千切りが該当する。

NZに持ち込めない食品例2:お土産用のカップラーメン

カップヌードルも禁制品!? photo by Flicker

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日本のカップラーメンをお土産に持っていくと没収されてしまう・・これは割とよく知られた話だと思う。乾物だし、未開封の加工品なのになんで?と思うかもしれないが、カップめんには一つだけ落とし穴がある。それは・・、

「卵」!

ニュージーランドが禁制品として厳しく管理している食材の一つに、「卵や卵を加工したあらゆる食品」がある。そう、カップヌードルに入ってるあの黄色い小さな乾燥卵がこれに該当してしまい、これは検査官にもよく知られるところなので、没収となってしまうのだ。

ちなみに、マヨネーズも厳密には卵製品だからNGなんだけど、これはたいてい検査でもスルーされると聞いている。ここまで加工されていれば、グレーゾーンということなんだろう。

NZに持ち込めない食品例3:真空パックの市販の手羽先

酥炸手羽先

これは僕の実体験から。
実家は愛知県なので、名古屋といったら手羽先ということで、「真空パックされた手羽先のから揚げ(もちろん市販品)」が親の好意でいくつかの荷物と一緒に送られてきたことがあった。そう、確かに段ボール箱はちゃんと届いたのだけど、蓋をあけると一枚のA4の紙があり、そこには

「検査官です。開封チェックして、以下のものを没収としました。
「チキン」」

と書かれていた。
「チ・・チキン??」
ニワトリ??いったい何を没収したというのだ・・?と思って実家に電話を入れてみると、「せっかくスーパーで買ったおいしそうな手羽先いれたのにねぇ・・」と返事があって、そこで初めて「チキン=手羽先のから揚げ」が没収されたことを知ったのだった。

これは、旅行の際に荷物として持っていても同じことが起こるはずだ。禁制品リストにはハッキリと「食肉や肉製品」と書かれている。ビーフジャーキーが没収となるという話もわりとよく知られている。

NZに持ち込めない食品4:しゃけの燻製

Alder wood smoked salmon jerky

ビーフジャーキーと似てるし、魚の燻製もだめでしょ、と思うけれど、「魚」に関してはまたちょっと細かいルールがある。
ちょっとクイズみたいになるが、つまり
「しゃけの燻製」はだめだけど、「ホッケの燻製」はOK。
「アユの煮物」はだめだけど、「イワシの煮付け」はOKかもしれない。(もちろん、すべて工場加工品の真空パック・未開封という条件で。)

つまり、海の魚はOKだけど、川魚はNG、となっているのだ。

ニュージーランドは川魚の食材は絶対に持ち込めないが、海の魚は一定の条件を満たしていれば持ち込める。定かではないが、これは「海は繋がっているが川は別の国のもの」という考えによるみたいだ。日本郵便HPのニュージーランドに送れない禁制品の項目には、こんなことが書いてあったので参考にしてほしい。

項目名 魚等
適用される郵便種別 通常、小包、EMS
禁止物品・条件付許容物品の区分 条件付許容物品
詳細 海産の魚は、許される。ただし、鮭科の魚(鮭、鱒)は、摂氏110度で20分間煮たものに限り許される。軟体動物は名あて国の関係当局 (The Director, Fisheries Management Division, Ministry of Agriculture and Fisheries, WELLINGTON) が定める条件を満たしている場合に限り許される。
  1. (出典:日本郵便 – ニュージーランド禁制品情報詳細

NZに持ち込めない食品5:手作りの漬物

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手作りの漬物・・これはなにがいけないんだろう?
この場合は、野菜うんぬんというよりも、「手作りの食品」であることが禁制品の対象になってしまう。例の1で挙げた「食べかけの食品」と要は同じことで、「工場加工品ではない食品」は、なにか混入物が入っている可能性が高いので検査で弾かれてしまう。

「植物」自体も禁制品に含まれているので、もしかしたら市販の工場加工された漬物でもアウトかもしれない。この辺りは厳密なことが禁制品リストに書かれていないので、当日の検査官によって判断される、と言うほかなさそうだ。
→読者の方からご意見いただきました。真空パックの漬物や、梅干しなども、検査官に説明すればすんなり通して貰える模様。(梅干しは「ピクルスみたいなもの」と説明したそう。つまり厳密には、加工品で発芽しないことを説明できればOKみたいだ。)

以上、具体的な例から、ニュージーランドに持ち込めない禁制品の捉え方を挙げてみた。
ちなみに、僕個人的には、もし持ち込みしたい食品が空港で没収になり兼ねないなと思ったら、潔く持ち込まないという選択を取るのがベストだと思う。ニュージーランドは先進国でアジア系移民も多いので、日本食でもたいていのものは街で手に入れることができるからだ。もしどうしてもグレーゾーンな食品を持ち込む場合は、きちんと英語で説明できるよう対策を立てておくとよいと思う。

また、ニュージーランドの税関検査には各食品ごとの可/不可の基準があいまいで、禁制品リストもおおざっぱに「肉製品」とか「植物」とかしか書かれていない。当日の検査官の裁量によるところも多いので、この記事も少しあいまいな書き方になってしまったのはご了承願いたい。

参考:Ministry of Primary Industry – Items to Declear  

ちなみにアウトドアグッズの持ち込みについては、さらに厳しいんですよ・・!

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