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最新調査:ワイヘケ島でブルーペンギンのヒナが40羽確認される!

最新調査:ワイヘケ島でブルーペンギンのヒナが40羽確認される!

オークランドやワイヘケ島に行かれる方にはとっても嬉しいニュースが入ってきた。
ワイヘケ島で最新の「ブルーペンギン」の個体数調査が行われ、なんと今年2016年の繁殖期では40羽以上ものヒナが孵っていたという。詳しく読み進めてみよう!

ワイヘケ島にブルーペンギン!?

Waiheke Island
Waiheke Island, Auckland

 

そもそも、ワインで有名な島・ワイヘケ島でペンギンが見れるということ自体、ほとんど知られていないと思う。事実としては、「ワイヘケ島がブルーペンギンの繁殖地」というよりも、「ニュージーランド全域が基本的にブルーペンギンの繁殖地」と言った方が正しい。ブルーペンギンは夜になるとねぐらを探しに陸にあがる習性があって、しかも背後の森まで登ってくる。そのため、必然的に開発された都市部ではなく、ワイヘケ島のような背後に森のある海岸線に帰ってくるのだ。

そういう意味ではワイヘケ島にブルーペンギンがいたって何の不思議もない。でも、このニュースの発表した数には、ちょっと驚きを隠せなかった。


オークランド市が運営する「オークランド・バイオダイバーシティー(生物多様性)」のニュースによると、最新の調査の結果、ワイヘケ島でブルーペンギンのヒナが40羽以上が確認された、というのだ。ヒナが40羽ということは、親鳥は80羽いて、合計すれば120羽以上が毎晩ワイヘケ島にいることになる。

調べてみるとフェリー発着場のMatiatia Bay(マティアティア・ベイ)でもペンギンが見られるそうだ。もしワイヘケ島に泊まる機会があれば、宿の主人にベストスポットを聞けば、ワイヘケ島でブルーペンギンが見られる可能性はけっこう高いはず。夕方日が沈んだころにビーチで待機し、彼らの”がなり声”を頼りに探そう。もし見つけてもじっとして、子育てのお邪魔をしないように見守ってあげよう。ワイヘケでブルーペンギンを探す・・それはきっといい思い出になるはずだ。

ブルーペンギンの保護に協力しよう

このニュースはよくよく見ると「ワンちゃんを飼っている人へのメッセージ」にもなっている。というのも、ニュージーランドでは毎年少ない数のブルーペンギンが放し飼いの犬や猫に殺されてしまっていて、大きな問題になっているからだ。同じく飛べない鳥のキーウィが、一晩のうちに一匹の野良犬に500羽も殺されたという記録も残っているくらい、飛べない鳥たちにとっては放し飼いの犬や猫は恐ろしい存在だという。

ワイヘケ島の広い砂浜で犬と遊びたい飼い主の気持ちも痛いほどわかるけれど、先住の生き物たちとのベストな共存方法も模索したいなと、個人的にはいつも思っている。うれしい反面、その背後にあるNZの問題も透けて見えるこのニュース。ワイヘケ島を訪れたときは、少しだけペンギンたちに想いを馳せてみてもいいかもしれない。

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