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落差153m! NZ北島が誇る最大の滝『ワイレレ・フォールス』の頂上へいこう!

落差153m! NZ北島が誇る最大の滝『ワイレレ・フォールス』の頂上へいこう!

トレッキングにおいて、「滝」というのは最高のギフトだ。
豪快なしぶきをあげる滝が道の先にあるなら足取りも軽くなるし、滝が作りだす川や崖は素晴らしいランドマークになって、単調になりやすいトレッキングコースにメリハリをつけてくれる。

今回僕が足を運んだニュージーランド北島の「ワイレレ・フォールス」は、その点でいえばこれまで見たどの滝よりも完璧なギフトだった。“北島最大の滝”という肩書。トレッキングのゴールは文字通り滝のてっぺん。そしてこれ以上を望んだらバチが当たるとさえ思える頂上からの大絶景・・。久しぶりの「大当たり」となったトレッキングコース、ワイレレフォールス・トラックをご案内しよう。

北島最大の滝の頂へ。ワイレレ・フォールス・トラック

ワイレレ・フォールス・トラック Wairere Falls Track

【レベル】中級(登り多し)
【タイム】往復3~3.5時間
【距離】約5.5km
【入口から山頂までの標高差】約400m
【見どころ】北島最大の滝、その上からの絶景!

ロケーションは、ロトルアやタウランガ方面。観光名所・ホビトンのムービーセットがある「マタマタ matamata」という街から車で15分ほどだ。以前記事にもした「テ・アロハ温泉」にも近い、この地域随一の大きな森林保護区が舞台となる。

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オークランドからは2時間ほどのドライブで、山々に囲まれたのどかなファームの風景に入っていく。するとやがて道の先、遠く山の中腹の緑に、白く線を描くような滝が見えてくる。そう、滝があまりに大きいので道路からでも見えてしまうのだ。そんな滝の頂上からの景色とは、いったいどんな絶景なんだろうか?

道路から見える、ワイレレ・フォールス by Flicker

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割と大きな専用駐車場には立派な案内版もある。どうやらワイレレ・フォールス・トラックは、
・駐車場から途中の展望台までが1時間弱、
・途中の展望台から滝の頂上までが1時間弱
・トータルで、駐車場から滝の上までは往復3~3.5時間ほどとなっているようだ。

ワイレレフォールスの案内板
ワイレレフォールスの案内板

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コースは川沿いの苔むした森が舞台で、ニカウパーム、ピュリリ、コヘコヘなどが原生植物が繁る原生林だ。階段もけっこう多く、かなりガツガツと標高を上げていく。僕の経験では息を切らしつつゆっくり登って45分ほどで途中の展望台に到着。特にすごい景観!・・というわけではなかったけれど(苦笑)、やや遠目ながら、しっかりと落差153mの滝の全貌を目にすることができた。

この展望台から先はコースが若干険しくなり、ハイキングコースではなくトレッキングコースと呼んでいいような地面が多くなる。が、迷うような道でもないからゆっくり歩けば大丈夫。僕ののんびりした足ではふもとの駐車場からトータル約90分ほどで頂上に出ることができた。

頂上にて、「インフィニティ・プール」を撮る..!?

ニュージーランドらしい、と言えばらしいのだけど、滝の頂上はけっこう危険なはずだけど柵なんかは一切なかった。まぁなら・・それではと、川に入って、滝の真上まで恐る恐る行ってみる。視界が徐々に開けると、そこには期待をはるかに上回る大パノラマ展望が!滝の音を下に聞きながら、眼下に広がる森とファームのパッチ模様を眺める。いったいなんて体験だろう。

ワイレレ・フォールス頂上からの眺め。2019筆者撮影

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さて、ここでのお楽しみは、何と言っても「断崖絶壁で水に浸っているような写真を撮ること」だろう。インスタなんかを観ていると、多くの人がチャレンジしていて、それはもうシンガポールの有名なホテルの屋上にあるインフィニティ・プールさながらの写真が撮れるのだ。

ちなみに、僕がチャレンジした写真はこんな感じ。写真撮影がうまい人に頼めば、ばっちり”崖っぷちで水遊び”感のある遊び後ゴコロに満ちた写真が撮れるだろう。

ワイレレフォールスで、インフィニティ・プール!?
ちなみに・・本家本元のシンガポールのインフィニティ・プールはこんな感じ。by Flicker

滝壺にも行けるみたい。次回は滝壺コースにチャレンジ!?

今回は川に沿って歩くコースを使ったけれど、地図を見ると途中に分岐があり、「エンシャント・マオリ・トレイル Ancient Maori Trail」という森の中を歩くコースもある。名前の通り昔はマオリ族が交易のために通っていたとされる道らしい。このコースを往路か復路に使えば、ループ状に歩くこともできるので選択肢としては大いにありだろう。

また、詳細は分からないが、どうやら滝壺のほうにも行けるみたいだ。僕が滝の頂上に居た時、滝壺周辺にも数人ハイカーがいた。地図上にコースを示す破線はないから、おそらくは川沿いの岩を歩いて滝壺まで行ったんだろう。もしもし時間があって冒険をしてみたい方は、滝壺を目指すトレッキングに挑戦してみても面白いかもしれない。

参考:
wikipedia – wairere falls 
NZ環境省DOC – Wairere Falls Track
Free Walks.NZ – Wairere Falls  

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