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僕がニュージーランドでスピアフィッシング(水中銃)を始めた3つの理由

僕がニュージーランドでスピアフィッシング(水中銃)を始めた3つの理由

12~2月の、真夏を迎えたニュージーランド。僕は週末を迎えるたびにそわそわして、ありったけの遊び道具を車に詰め込んで出かける日々が続いている。行き先は、もちろん海!それもビーチではなくて、ひと気の少ない岩場に狙いを定め、ウェットスーツを着込んで銃を持って潜りにでかけている。そう、スピアフィッシングにハマッてしまったのだ。この記事では、ニュージーランドでなぜ僕がスピアフィッシングを始めたのかを、3つの理由にわけて語ってみよう。

NZでスピアフィッシング!理由1:規制なし。水中銃は一般的なアクティビティ

何かと規制の多いニッポンでは、漁業権などの絡みがあってか、ダイビング中の狩りや水中銃の使用が一般的には認められていないのは、釣りやマリンアクティビティをする人にはよく知られた話ではないだろうか。

ニュージーランドではそのような頭ごなしに一切を規制するような方法は取られていない。まず大前提として、水中銃の利用はNZでは自由だ(英語ではspear gunスピアガンと呼ぶが、この記事では以下統一して「水中銃」)。その手の釣り道具店のようなところにいけば普通に売られているし(以前紹介したHunting&Fishingでも取り扱っている)、ライセンスなどなくても誰でも取り扱うことができる。僕もオークランドのマリンアクティビティ専門店で一式をそろえることができた。

日本と違うのは、NZではかなりシビアな魚のサイズや数のルールがあり、幼魚を確実に守ることで資源を守るアプローチをとっている点だろう。たとえばNZでもっともメジャーな魚・タイのサイズは最低30センチ(!)で、これ以下のサイズは捕ってはいけないのだ。このような厳しいルールがあるからこそ、乱獲の心配なく思いっきりスピアフィッシングを楽しめると言ってもいい。

ニュージーランドで有名なアウトドア・ブランドやアウトドア・ショップと言ったら、以前にも紹介した『カトマンドゥ Kathmandu』や 『マックパック Macpac』などが真っ先に挙がるだろう。事実、これらのお店は最大都市オークランドの目抜き通りにも店を構えていて、...

NZでスピアフィッシング!理由2:魚が多い!近場に良漁場がたくさん。

スピアフィッシング2
僕の最近のスピアフィッシング・スポット。飛び込めばすぐに5~10mの深さになる。

以前「ニュージーランドで釣りを始めよう」と題した記事にも書いたけれど、ニュージーランドは本当に魚が豊富だ。最大都市オークランドでも都会のど真ん中の桟橋からでも30センチ級のタイが狙えるし、ちょっと車を走らせればゴロゴロした岩場のある海岸にかんたんにアクセスできる。遠出しなくても気軽にスピアフィッシングが楽しめるのは本当にありがたい。

オークランドに住む僕は、もっぱら車で1時間ちょっとのマタカナ・エリアまで足を伸ばしてベストなスポットを探っている。岸辺の水深5~10m付近には海藻も多く、小魚が群れを成していてまるで水族館かと思うくらいだ。

僕がニュージーランドに来てから驚いたことの一つに、スーパーでの魚の高さがある。なんの変哲もない白身の切り身ひとつで1,000円、といった具合に、種類も少ないし、とにかく割高な印象だ。「これじゃ、NZで魚を食卓に乗せるのは諦めるしかないなぁ」ニュージー...

NZでスピアフィッシング!理由3:釣りよりも、魚と対等に向き合える狩猟方法

スピアフィッシング3
NZでスピアフィッシング

僕はスピアフィッシングに出会うまで、何度も「釣り」をはじめてはやめる、というのを繰り返してきた。なぜかって、どうしても岸の上から糸を垂らして魚を釣りあげるというのが「フェアじゃない」と思ってしまうから・・。その点、水中銃を持って息を止めて海中に入っていくというのは、リスクを背負って魚側の世界に入っていくだけにより“対等な”狩り方だ。相手の命を頂く以上、なるべく平等に勝負して「いただきたい」・・そういうことを想う人がほかにどれほどいるのか知らないけれど、ほとんど身一つで海に入っていくスピアフィッシングは僕の思想にぴったりマッチしてたのだ。(なので、僕は酸素ボンベを背負ってダイビングをしながらのスピアフィッシングはしないつもり。あくまで、自分の息を止めるというリスクは背負って狩りをしていきたい。)

今後、スピアフィッシングに関するアイテム紹介や、簡単な狩猟記録もこのHPで公開していけたらと思っている。ご期待ください。

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