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徒歩でも見れるカウリの木。オークランドの街中でカウリを探してみよう!

徒歩でも見れるカウリの木。オークランドの街中でカウリを探してみよう!

ニュージーランドには「カウリ」という有名な樹があるのをご存じだろうか?

カウリはとても大きく育つ木の一種で、高さは最大で50メートル超(ビル16階相当)、幹の直径4m、大人10人でやっと囲える太さにまで育つ巨木になることで知られている。

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最大級のカウリの樹(ワイポウア・フォレスト)

現存する最大級のものはオークランドから車で3時間ほど北の、NZの最北部にほど近い『ワイポウア・フォレスト』という森にある通称「森の神」(写真参照)。樹高50mと、それはまさに神に出会うような衝撃的な大きさだ。

オークランドの街でもカウリは見れる!

ところで、ガイドブックを読むと「カウリの樹は北に行かないと見れない」かのように書かれているけど、これは誤り!

確かにほとんどのカウリの樹は19~20世紀中に初期入植者たちの手で伐採されてしまい、ワイポウアのような北の僻地にしか大木が残されていないのは事実。でも、樹齢100年くらいの若い(それでも充分すごいが)カウリの樹なら今でもオークランドから日帰りでいけるような森に普通に見られるし、なんなら都市のど真ん中でもカウリの樹を見ることだってできる。

僕も移住当初は身近にカウリがあるとは知らなくて、オークランド西のワイタケレ自然公園でカウリを見たときは「こんなに近くで見れるんだなぁ」とそれはもう感動したものだった。さらに専門学校で園芸や植物を学んでみると、実はさらに身近なところ、たとえば街中でもたくさんカウリの樹が植えれられていることに気が付くようになったのだ。

前置きが長くなったけれど、今日はオークランドの街中で、徒歩でカウリの樹を見られる場所をご紹介しよう。ワイポウアまで行く時間のない方も、せめて樹齢100年くらいのカウリをご覧になってみるといいかもしれない。

オークランドど真ん中にあるカウリ

オークランドの街中で、僕がみつけた限りもっとも大きくてアクセスがいいカウリはここにる。

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そう、スカイタワーから徒歩5分のアルバート・パーク(Albert Park)!!

目抜き通りのクイーンストリートから徒歩5分。こんなところに一本だけ、大きなカウリの樹があるんです。

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ニュージーランド 外山みのる 個人ガイド アルバート パーク オークランド カウリ真下から見上げると結構な大きさ。写真ではわかりやすいように自転車を置いてみた。
これで樹齢は70-100年くらい。まだまだ若木だけど、すくっと真っ直ぐ立ち上がり、途中に枝のまったくない幹はカウリの特徴がよく表れている、とてもいい木だ。

場所はわかりにくいけれど、この東屋のそばで見られる。公園から図書館の方向とへ進んだ方向と言ったらいいだろうか。

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他にもある、オークランド街中のカウリ

カウリの葉はこんな感じ。いったん見分けられるとずっと判別が聞くようになる。 by Gareth Porteous

他にも、このアルバートパークのすぐお隣、オークランド大学構内にもカウリの記念樹が植えられてる。こちらは約50歳のカウリで、先ほど樹齢が70年くらいと言ったのはこの記念樹と大きさを比べることができたからだ。

面白いところでは、オークランド中心部を貫くクイーンストリートをあがった先の左手にある墓地にもカウリが植えられていたりする。ほかにも街路樹として植えられているところはたくさんあるから、オークランド散策の際はぜひカウリの樹を探してみよう。

★追記:オークランド近郊の樹齢1000年のカウリが見られる場所はこの2か所!

オークランドから日帰りで見に行けるカウリの巨木と言ったら、まず思い浮かぶのはワークワースという町にあるカウリだ。ワークワース博物館という小さな町の博物館の隣に、樹齢800年とも言われるカウリの巨木が佇んでいる。嬉しいのは駐車場からすぐにアクセスできる...

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園芸/造園/コラム外山みのる
ニュージーランド在住。20歳でNZワーホリ後、海外自転車旅や山小屋バイト等を経て再びNZへ。お仕事は園芸や造園、コラム執筆等。

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