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オークランド・ノースショアで自然保護ボランティア!カイパティキ・プロジェクトに参加してみた

オークランドの自然保護のボランティアを探していて、ノースショア地域に一件ボランティアを募集している団体を見つけた。カイパティキ・プロジェクト Kaipatiki Projectという団体で、ノースショアの森林保護や、各種の環境教育をやっているところだ。
これまで何度かここのボランティアに参加したので、どんな体験ができるのかをお伝えしていこう。




カイパティキ・プロジェクトとは?

オークランド中心部からハーバーブリッジを渡った先はノースショアと呼ばれている。その地域の北部に拠点をおく団体が「カイパティキ・プロジェクト」だ。地域の環境センターのような役割の建物とその背後にナーセリー(種苗の生産場)を持ち、ボランティアを集めてノースショアの森で植林をしたり、一般市民向けに各種講座を催したりしている。

ボランティアはどんな仕事をするの?

カイパティキ・プロジェクトのナーセリー

 

団体のHPから「ボランティア」の項目を見てみよう。毎週ボランティア・デーがあり、作業内容は苗の生産や除草など多岐にわたる。
僕の体験では、朝9時にセンターに行ってみると、20人くらいの人たちがちょうど働き始めるところだった。初参加の人が記入するお決まりの用紙を書いて、裏のナーセリーへ。ナーセリーにはたくさんのネイティブ植物がポットに植わっていて、今日の仕事はタネからそだった小さな苗を、ちょっと大きめのポットに移し替える作業だった。

ナーセリーでは野菜も育てている

 

ブリーズとデニースという2人のNZ人と一緒に作業をすることになった。
「今日ははじめて?どこから来たの?」
というお決まりのあいさつから始まって、会話をしながらしばらく作業をしていたが、どうやらブリーズの植物の知識がすごいらしいということがだんだんとわかってきた。マオリ名も英語名もカンペキ、仕事で植物を扱う僕も圧倒されるような知識量だ。こういう人がNZの環境保護を支えているんだろう。HPが謳うように、まさにカイパティキは「地域の環境教育機関」と胸を張れる”講師陣”が揃っていた。

その日は苗の移植が主な仕事で、別の日はナーセリー内の雑草取りだった。日によって作業はまちまちで、森に入って苗木やタネの採集なんてのもあるようだ。ローカルの参加者との会話が面白くて、僕は仕事の休みが合えば参加するようにしている。

カイパティキにはどうやって参加する?

カイパティキ。ティータイムの様子

 

団体のHPから「Volunteer」に飛んで、初めての人はオンラインで登録をしよう。HP上で次の植林デーなどのイベント情報も見ることができる。

現に僕が働いていたときも、何人もの人が
「初めて来たんだけど・・」
と言ってスタッフにアイサツしていた。

ノースショアならいつでも行けて、すぐにシティに戻ってこれる。きっと頼めばノースショアのどこかでピックアップもしてくれるだろう。オークランドでボランティアをしてみたい方は、ぜひ参加してみてほしい。

ボランティアの探し方はこちらの記事参照↓

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ニュージーランドで自然保護ボランティアに参加しよう! - NATURE ニュージーランド

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