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無料でニュージーランドのレンタカーを利用できる「Transfercar」を使ってみた!

無料でニュージーランドのレンタカーを利用できる「Transfercar」を使ってみた!

「無料でニュージーランドのレンタカーを利用できる!」

そんな謳い文句だけ聞くと、そんな上手い話があるわけない!きっと何か裏があるんでしょ!?――そう斜めに構えてしまうかもしれないけれど、ニュージーランドには本当にそんなうまい話が転がっている。僕も先日やっと無料レンタカーのサービスを実際に利用することができたので、その「無料レンタカー」サービスの実態と、僕が利用時に感じた注意点などをお伝えしていこう。




NZのレンタカーを無料で利用できる「Transfercar」。なぜ無料なの?

誰もが気になる無料でレンタカーを使わせてくれるというこのサービス。名前は「Transfercar」といい、 ニュージーランド全土で展開している。

そもそも、なんで無料なの?という最大の疑問の答えはこうだ。

ニュージーランドでは毎日たくさんのレンタカーが利用されている。しかし、利用者の誰もが車をピックアップしたその場所に返却するとは限らず、いわゆる「乗り捨て」で利用する人も多い。例えば、クライストチャーチで車を借りて、クイーンズタウンで返却をするといった具合に。そうなるとどうしてもレンタカーが溜まってしまう地域もでてきて、数に偏りが生じてしまう。従業員を使ってレンタカーの再移動もコストがかかる。どうすればーーそうだ、お客さんに無料で車を使ってもらって元の場所に戻してもらえばいい!

そうして誕生したのがTransfercarというサービスだ。Transfer car(車の移送)という名前が示す通り、各レンタカー会社の従業員に代わって僕たち利用者がレンタカーの再配置をするのを手伝う。だからこそ利用料はかからないというカラクリなのだ。

では次項では早速サービスの使い方を見ていこう。

トランスファー・カーの利用方法

さっそくTransfercarのHPを開きつつ利用方法をみていこう。サイトを開いたら、自分の乗りたい地域(ピックアップしたい場所とドロップオフしたい場所)を検索。例えば僕が利用したのは「QueenstownからChristchurch」だったので、検索をするとこんな感じの結果が表示される。

Trasnfercar検索結果の一例

 

車種、利用可能な期間(この期間中にいつでもいいから車を届けてね、という意味)、利用可能日数などが表示されている。

基本的な操作は特に難しくない。利用したい車を選んだら、使いたい日付を選択して「Request this vehicle」を押す。次ページで名前やメールアドレスなどを入力して申請。すぐ送られてくるリクエスト受付のメールを確認したら、あとはレンタカー事業者から連絡が来るのを待つだけだ。

 

transfercarの注意点

 

検索結果画面で注意しておきたいのは上の3点。

1:ガス代は含まれるかどうか!?

完全無料のためには大事な要素、ガソリン代。このマークは「ガソリン満タン無料=返却時にガソリンを満タンにして返さなくていいよ」という意味だ。マークなしの場合は基本的には「ガソリン満タンで貸すから、満タンにして返却してね」というスタンスだと思うので、たとえばクイーンズタウンからクライストチャーチなら結局ガス代に80ドル前後かかることになる。(車によって条件が多少異なるので、しっかり詳細を読み込もう。)

2:何日無料で借りれるのか!?

これも重要なポイント。せっかくレンタカーを借りるというのに、どこにも寄る暇なくただ走ってばかりではそれこそ「ただ働き」になってしまう(笑)。できれば、1`日で行けてしまう距離でも2日間フリーで借りれるなどの条件が付いていた方がのんびりできて楽しめる。

3:何台利用可能で、先客は何人いるのか!?

Only 3 left、Requested by 1 personなら、この条件の車は今3台あって、すでに1人からリクエストをもらっている。つまり残りは2台ありますよ、という意味になる。ただし、リクエストがすでにたくさん入っているからと言って諦めてしまうのはもったいない。同時に複数リクエストを出している人もいるだろうし、キャンセルもあるはずなので、条件がよい車なら迷わずリクエストを出そう。

検索結果は毎日のように変動がある。昨日誰かが急に借りて乗り捨てたレンタカーが今日登録されることもある。ガソリン代無料で、複数日フリーで、社内で寝れるタイプのバンで、北島と南島をまたぐならフェリー代も含まれる・・、こういったよい条件のついた車はすぐに取られてしまう傾向があるので、小まめにサイトをチェックしてなるべく意に沿った車がでるのを待とう。

ちなみに、車によっては追加料金を払えば日数を伸ばすことができるものもある。その場合は詳細ページに記述があるはずなので、理想の車が出てこない場合はこの方法で解決できるかもしれない。

僕の体験談と注意点

僕は「クイーンズタウンからテカポで一泊してクライストチャーチまで車を借りたい」と思ってから一か月ほど毎日のようにサイトをチェックして最高の条件を待った(※1)。SUVかバンタイプの大きな車で、2日間借りれて、ガソリン代もタダ。そんな理想の条件の車が出てきたのは、旅行出発の2日前!(笑)ただし、車の写真はなく、車種もラグジュアリー・バンとしか書いてない。transfercarの仕様で、どのレンタカー会社の車なのかは実際に連絡を取り合うまでわからない仕組みなので、少々不安はあった。

Transfercar経験者の友人の談によれば利用申請をしてから早ければ数時間でレンタカー会社からメール連絡が入るとのことだったが、僕は待てど暮らせど連絡はなし。仕方なくTransfercarのcontact usから「返事がなくて困ってる」とメールをすると、迅速に対応してくれて無事にレンタカー会社から「当日はここの住所に車を取りに来てください」とメールが届いた。

ピックアップ当日、クイーンズタウンに住む友人の車に送ってもらって、空港から少し外れた小さなレンタカー会社にチェックイン(※2)。受付でこちらのクジレットカードの情報を渡した(※3)。「luxury Van」とはベンツのパッセンジャーバンのことだった。車高が高く運転は快適そのもの。良い景色に浸りながら、1泊2日のドライブを楽しんで、クライストチャーチ空港の外れにあるレンタカー会社に車を返却して、無事にtransfercar初利用を終えたのだった。

Trasnfer car
Trasnfer car – 僕が利用した車

さて、僕の体験談からわかった注意点をいくつか。
※1 — 僕が車探しに手こずったのは、借りる期間がちょうど月をまたぐ2日間だったから(9月30日~10月01日)。月末が最終日となっている車が多いので、利用予定が月をまたぐ数日の場合、理想の車は少々見つけにくいかもしれない。

※2 — 僕が利用することになったレンタカー会社はとても小さな中国系の会社で、オフィスは空港から歩いて30分くらいかかる場所にあった。利用するレンタカー会社によっては、ピックアップする場所までのアクセスを考える必要があるかもしれない。徒歩か、ウーバーか、市バスか――または、レンタカー会社とEメールやケータイでやり取りするときに空港に迎えに来てほしい、と頼むのもアリだろう。

※3 — transfercarを利用するにはクレジットカードが必須であることは覚えておこう。もちろん実際に引き落とされるわけではなく、何か事故などトラブルが起こった時の保険として、車の利用期間中のみ1000ドルくらい”ホールド”される仕組み。

transfercarを利用して賢く快適なNZ旅を!

少々長い記事になってしまったけれど、僕の体験からも、NZ在住の友人たちの評判を聞いたうえでも、自信をもっておすすめできるサービスなので紹介してみた。Trasnfercarは、NZ主要都市間の移動手段の選択肢として持っておいて損はないと思う。クイーンズタウンからオークランドまで5日間無料!みたいにチャレンジングな応募もあるから(笑)、バックパッカー旅で複数人集めて車移動するのもありだろう。いろいろな場面で有効活用できると思うので、記事を参考にしてぜひ利用してみてほしい。
そして利用できたらコメント等いただけると、僕としても励みになります。

Last Updated on 2022年10月27日 by 外山みのる

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