所用があってオークランドシティからハーバーブリッジを渡った先の地域・ノースショアへ行ってきた。ここは割と高級な住宅街が並ぶ地域として知られていて、その中心部タカプナともなれば気の利いたビーチもあったりして、夏の盛りになるとちょっとしたリゾートといった雰囲気すらある。
でも、そんなタカプナにも、地図を見てずっと歩いてみたい場所があった。それは、Lake Pupuke(ププケ湖)。なんとも奇妙な名前だけどよくあるマオリ語のひとつだろう。その周辺はハイキング地図では緑地になっていて歩けるようだったので、コトのついでに歩いてみた。街中にある割には、NZ固有の野鳥や植物が数多く見れたので紹介してみよう!
都会に残る自然、タカプナのププケ湖を歩く
今回は湖の北側の緑地を歩いてみることにした。住宅街の行き止まりの道路の先からボードウォークが伸びていて、歩いて数分もしないうちに湖が見えてくる。そこから湖畔に沿って道が続いている。湖に沿って森が残されているみたいだ。
道は平たんで、森をしばらくあるくと湖が見渡せる芝生があって、また木々の間を抜けて次の芝生エリアに入っていく・・自然と公園の要素がバランスよく配置されていて、片道20分程度と、息抜きに歩くにはちょうどいいサイズ。まさに都会のオアシスと言いたくなるようなハイキングコースだ。
バードウォッチングもなかなか楽しめるスポットだ。
池のある公園ではおなじみの黒鳥(Black Swan)をはじめ、NZの鳥たち・プケコ、ファンテイル、グレイウォーブラー、ツイなど。およそ街中の小さな湖畔の森にいそうな野鳥は確認することができた。鳥たちにとっても、きっといい森なんだろう。
タカプナのププケ湖「Sylvan Park」
今回僕が歩いたのは、ププケ湖の北部にある公園Sylvan park。さすがにここは迷わないのでハイキング地図は使わなくて良さそうだけど、もし実際に歩く機会があったらグーグルマップがあれば十分だろう。片道ちょうど1キロ、標高差はたった24m。気持ちのいいウォーキングコースだった。
Last Updated on 2022年9月19日 by 外山みのる
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