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もうすぐ誕生!NZの新しいグレートウォーク「パパロア・トラック」はどんなコース?

もうすぐ誕生!NZの新しいグレートウォーク「パパロア・トラック」はどんなコース?

ニュージーランドに行ったら大自然の中でトレッキングをしてみたい!という方も多いだろう。
NZでのトレッキングは観光の目玉と言っていいほど人気があり、それだけにロンリープラネットなどのガイドブックには目移りするほどたくさんのコースが紹介されている。

でも、じゃぁ限りある時間の中で、ニュージーランドらしい景色に出会うにはどのコースを選んだらいいんだろう?
そんなときにまずチェックしたいのが、ニュージーランドを代表する9つのトレッキングコース、通称『グレートウォーク』だ。これは簡単に言えば「政府公認のNZらしい美しい景色が楽しめるベストコース」のことで、全国各地に設置されている。そして、近々この『グレートウォーク』に新しいコースが追加されるらしいのだ。

新しいコースの名前は、「パパロア・トラック」。どんな場所の、どんなコースなんだろう?そして何より、グレートウォークになった理由とは?? 今日は新しいグレートウォークの魅力に迫ってみよう。

そもそも、NZのグレートウォークって?

NZのトレッキング好きの間では知らないものはいない「グレートウォーク」。パパロアトラックの紹介の前に、ちょっとだけ概要を説明しておこう。

グレートウォークとはその名の通り、ニュージーランドを代表するような絶景、地形、そして希少な植生や生きものたちが生息する自然環境が見られるコースと環境省が定義した、いわば”NZのベストコース”のことで、北島に3つ、南島に6つの合計9つのコース(2018年度)が設置されている。

基本的には自然のなかを縦走するマルチデイ・トレッキングで、総延長50キロ前後、山小屋を3~4泊しながら走破するコースがほとんどだ。観光バスでは到達できない原生林の奥深くを自分の足で歩きぬくだけに、近年「グレートウォーク」はより太古のままのニュージーランドを味わえるとして、山小屋の予約が取りにくいほど大人気となっている。新たなコースが追加されるのも、過剰なまでのグレートウォーク人気を分散することが狙いの一つのようだ。

グレートウォークの公式紹介動画を集めた記事もあります。↓

ニュージーランドにはGreat Walksと名付けられた9つのトレッキングコースがある。 グレートウォークの一つ「lake waikaremoana」photo by Flicker ミルフォードサウンドや、ロードオブザリングの撮影地で有名なトンガリロ山など、世界遺産に指定されているよう…

新しいグレートウォーク「パパロア・トラック」はこんなトコ!

さて、グレートウォークに新コースが登録されるのは、グレートウォーク制度が創設された1993年以降はじめてのこと。それだけに、新たなコースではどんな景色が楽しめるんだろうと多くのファンの期待が寄せられている。

パパロア国立公園
パパロア国立公園 photo by Flicker

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まず、2019年オープン予定とされる新コース名の正式名は、『Paparoa Track and Pike29 Memorial Track パパロア・トラック&パイク29メモリアル・トラック』。総延長55キロ、2泊3日で歩きぬける原生林コースだ。

パパロアというのは同名の国立公園から取った名で、場所は上の地図の通り、南島のウェストコースト、「パンケーキロック」でおなじみのグレイマスウのすぐそばにある。パパロアトラックは標高1000mを超える原生林を、稜線や渓谷に沿って歩けるようにコース設定がされていて、3日間のトレッキングで海、川、山、希少な植物であふれた原生林など、様々な要素を楽しめるようになっている。


ちなみに、もう一つのコース「パイク29」というのは、2010年に起こった鉱山崩落事故で29名が亡くなったパイク・リバーの鉱山跡がその名の由来だ。これはパパロアトラックのサイドトリップとしてアクセスできるようになっているようで、公式発表の「総延長55キロ」には含まれていない様子。パイク29メモリアルコースの所要時間は、片道10.8キロ、4~5時間となっている。

どうしてグレートウォークになった!?パパロア国立公園の魅力とは

なぜパパロア国立公園がグレートウォークにふさわしいと認められたのかというと、ここら一帯は観光名所「パンケーキロック」に代表されるようなカルスト地形だからだ。カルストとはライムストーン(石灰岩)で構成された大地のこと。石灰岩で構成されたパパロアの大地は浸食を受けやすいため、海岸線では不思議な波模様が、そして山の谷間には深い渓谷や洞窟が誕生し、他にはないダイナミックな風景を見せてくれている。

パンケーキロック photo by Flicker

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そこに暮らす生きものたちもまた独特だ。
絶滅が心配されるオオマダラキーウィ(Great spotted kiwi)の数少ない生息域としても知られ、同国立公園では保護活動が行われている。彼らが暮らす森は南極ブナやニカウ・パーム等を中心とした原生林で、NZでしか見られない植物も多数見ることができる(そもそもNZの植物の8割は固有種だとしても!)。

2018年6月のニュースによると、報道された時点では約5割のコース整備が終わっているという。おそらく2018-19年シーズンには間に合わないだろうが、2019-20のシーズン(つまり2019年の10月ごろ~)にはきっと新コースオープンのニュースが流れるはず。その時を楽しみにしながら、また追加情報が入ればこのHPでお伝えしていこう。

飛べない鳥と言ったら真っ先に思い浮かぶ鳥がニュージーランドにいる。国鳥にもなっている、飛べない鳥のキーウィだ。ニュージーランド人は自らのことをNZ出身と言う意味で「私はキーウィだよ」と言ったりするし、キーウィフルーツも元をただせばこの鳥からつけられ…

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