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築160年、”国立公園最古”の山小屋に泊まってみた!タラナキ山の『The Camphouse』へ!

築160年、”国立公園最古”の山小屋に泊まってみた!タラナキ山の『The Camphouse』へ!

トレッキングが盛んで、コースの数に比例してたくさんの「山小屋 Hut」があるニュージーランド。

その中でも、最も古い山小屋の一つが、北島のエグモント国立公園内にある。
それは1855年に建てられ、今でも現役で登山客に利用されているという。

1855年と言えば日本ならまだ江戸時代。そんな160年以上も昔に建てられた山小屋とはいったいどんなものなんだろう?実際に一晩泊まってみたので、レポートしてみよう。

”国立公園内の最も古い山小屋”、ザ・キャンプハウスへ!

その山小屋の名前もずばり「ザ・キャンプハウス The Camphouse」という。山小屋と言うと徒歩でしかいけないイメージだけど、ここは車でアクセスできる珍しい山小屋だ。

キャンプハウスのあるエグモント国立公園は、北島の西部、ニュープリマスという町のすぐそばにそそり立つ山「タラナキ山」を有する国立公園。タラナキ山は映画「ザ・ラストサムライ」のロケ地としても有名だから、「それなら見たことがある!」と言う方もいるのではないだろうか。

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ザ・キャンプハウスに泊まってみた!

到着すると、まず驚かされたの背後にそびえるタラナキ山の見事なたたずまいだった。山頂に雪を冠したきれいな三角形の山は、日本人には富士山を思い起こさせる。

タラナキ エグモント キャンプハウス 山小屋 富士
富士山を思わせるタラナキ山
タラナキ エグモント キャンプハウス 山小屋 富士
ザ・キャンプハウス

内部も広々としていてきれいだ。言われなければ、まさかこれが160年も前からある山小屋だとはだれも気が付かないだろう。近年になって環境省の手が加えられ、ベッドだけでなく、シャワーやコンロなど近代的な設備も取り付けられたことで、ますます居心地のいい山小屋になったらしい。もう、山小屋というよりは、設備的にはバックパッカーズ・ホステルと言った方がしっくりくる。

タラナキ エグモント キャンプハウス 山小屋 富士
ザ・キャンプハウスのラウンジ。
キッチンも山小屋とは思えない立派なもの。コンロもあるので、自前のクッキングギアはここでは使わなくて済む。

ザ・キャンプハウスは、マオリ戦争の遺産だった!

photo by woolshedwargamer.com

このザ・キャンプハウスができた1860年ごろというのは、奇しくも先住民マオリ族とヨーロッパからの入植者たちが土地を巡って争った内戦「マオリ戦争」の真っ最中。このザ・キャンプハウスは、マオリ戦争に駆り出された入植者側の兵士が寝泊まりする「兵舎」として誕生した。

その後、内戦はヨーロッパ人の勝利に終わり、戦争のあとは入植者たちの一時滞在の場として使われ、その流れで宿泊施設として存続することになったのだという。なんとも、ニュージーランドの歴史を凝縮したようなストーリーではないか。

ザ・キャンプハウスの滞在方法は?

タラナキ エグモント キャンプハウス 山小屋 富士
ザ・キャンプハウスからの眺め

タラナキ山には「ポウアカイ・サーキット Pouakai Cuircit」や、山の周囲を一周する「アラウンド・ザ・マウンテンコース」など、ポピュラーなトレッキングコースがいくつかあって、そのいずれのコースもが「ザ・キャンプハウス」のすぐ隣からコースが始まっている。

つまり、現在ではザ・キャンプハウスはそれらロングトレッキングの最大の拠点として利用されているのだ。そして僕もポウアカイ・サーキットを歩くための前泊として、この歴史ある山小屋を使わせてもらった。

料金は、大人25ドル/泊。
ベッド数は公式には32ベッド、4ルームとなっているが、実際には「Room5」があったので、おそらく40ベッドあるはずだ。自前の寝袋とタオルだけは忘れずに持っていきたい。マットやキッチン、シャワーは完備されている。

予約は環境省のHPからオンラインで予約&支払をする(予約のページへ)。山小屋の管理人はいないので、近くにある「エグモント・インフォメーション・センター」という観光案内所でカギを受け取る。営業時間外に到着した場合は、案内所の外付けトイレの横にあるキーボックスに、予約の紙に書かれた暗証番号を入力してキーを取り出すことができる。

インフォメーションセンターの外にある鍵ボックス。

タラナキ山や、ニュープリマスに行くことがあれば、ぜひこの「ザ・キャンプハウス」まで足を運んで、歴史を感じてみてほしい。山好きなNZ人たちとの面白い出会いも、きっとあるはずだ。

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