前回の記事、『釣り初心者もOK!ニュージーランドで釣りをはじめるべき3つの理由!』の続編となる今回の記事。ここでは、じゃあ具体的に釣り具を買い揃えるにはどうしたらいいの?という疑問にお応えすべく、初期投資を低く道具をかう方法を書いていきたいと思う。
僕も恥ずかしながら釣りに関してはまったくの素人だったので、オークランド在住の人に聞き込みをして釣り道具をそろえることにした。そうしてかかった金額は、たったの30ドル(笑)!どのお店でどんなものを買ったのか、レポートしていこう。
初心者はサビキ釣りから入ろう!
僕が釣りを始めるにあたって立てたテーマがある。
『go shopping を go fishingに。』
安く、手軽に、その日の食卓を彩る魚を釣りたいという方針を掲げて釣り具を揃えることにしたのだ(笑)。
つまり、桟橋からの雑魚狙いのサビキ釣りをすることにした。
そのまま英語にもなっているsabiki釣り。これは一本の糸に3~6本くらいの針が連なっていて、一番下にオキアミなどのエサの入ったカゴを付けて撒き餌をしながら魚を狙う、初心者向きの釣りだ。
経験者に聞いてみると、サビキ釣りを始めるにあたってそろえたい道具は以下の4つ。
①釣竿(最初は竿とリールと糸がセットのものでいい)
②サビキ用の釣り針
③おもり
(④サビキ釣りの撒き餌を入れるカゴ)
このうち④は撒き餌カゴはNZではオプション扱い。あったほうが釣れるが、なくても大丈夫。僕は撒き餌をしなくてもオークランドでは十分釣れると聞いたので、カゴは結局買わなかった。よって、たった3点だけを揃えれば釣りが始めらるというわけだ。なんてカンタン!
Kマートで釣り竿をゲット!
さて、雑魚狙いなので安い釣竿で十分。ということで、行ってきました、K-mart(ケーマート)!
釣り具のコーナーを覗いてみると・・
一番安いのは、なんと、たったの17ドル!
Kmartは、warehouse(ウェアハウス)と並んで安い品を買うならまず行く大型のホームセンター。ただし、17ドルのはセール品だからどこでも売っているとは限らない。できるだけ大きな店舗、たとえばショッピングモールに入っている店舗なら安い竿を置いてある可能性は高いと思う。
100円ショップでサビキ釣りの針とおもりをゲット!
たいてい、Kマートやウェアハウスにもサビキ釣りの針やおもりなどの小道具も置いてあるが、もしなかったら、100円ショップを覗いてみよう。
日本でいう100円ショップは、NZでは”2ドルショップ”のように呼ばれる。
大手はLOOK SHARPというチェーン店が有名だろう。日本からやってきたダイソーもある。ダイソーはオークランドのクイーンストリートにも店がある。そのほか、小さなモールに入っているような、ごちゃごちゃ雑多な感じの2ドルショップにも高確率で釣り針が置いてある。
針のサイズはアジを釣るのなら8~10くらい。
一つの袋に、針が3~4つ連なったサビキ針が2本入っている。2袋買えば、4つのサビキ針が手に入るから、ひとまずこれで充分だ。
おもりも10個くらい入った袋が3ドル。小道具は合計で10ドルといったところだ。
釣竿17ドルに、最低限の小物を揃えて10ドル、合計でも27ドルしかかからなかった。まず始めてみるには、これくらい敷居が低い方がありがたい。
釣り餌は? 最後に糸の結び方も。
釣りえさは、NZでは虫やゴカイは使わず、魚やエビの切り身などを使っている人が多い。面白いことに、ニュージーランドではガソリンスタンドが釣り餌を売っていることが多い。入口の外に大きな冷凍ケースが置いてあり、小魚の冷凍などを買うことができる。
桟橋から狙える雑魚の筆頭であるアジを釣るには、このガソリンスタンドで買えるサバ(小)の切り身が最も食いつきがいい。
最後に、釣糸の結び方だけ覚えておこう。自分で針を付けることができると、ちょっと釣り師になれた気分になれる(笑)。やってみると案外簡単!動画で「ユニノット」の結び方を覚えておこう!
動画『ユニノットの結び方』(日本語サイトです)
これで準備万端!さっそく、釣り場にでかけてみよう!
Last Updated on 2022年9月20日 by 外山みのる
コメントはこちら