オークランドで滝巡りをしている僕は、今回少しだけ遠出をして評判の滝を見に行くことにした。
今回行ってみたのは、ファンガレイの街から車で約40分、ダートの道の先にある隠れた名所「ピロア大滝」。
滝行の写真も撮れたので合わせてご紹介してみよう!
ファンガレイのPiroa Fallsへ!
オークランドからも日帰りでいけて、地元の観光案内では”Hidden Jem”(隠れた宝石)とも称される大滝、「Piroa Falls(ピロア・フォールス)」。
オークランドから車で1時間30分、ファンガレイからなら車で約40分、森の中のダートを走ってやっとたどり着けるこの滝は、知る人ぞ知る観光名所だ。落差が20mもありながら幅も広く、一眼レフのスローシャッターで撮ればかなり気持ちのいい写真も期待できる。
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僕と友人らがgoogle mapと格闘しながらピロア大滝についたのは、午前10時ごろだった。
ダートの田舎道を走ること15分、
「ほんとにこんなところに観光スポットがあるのか?」
と不安になってきたころに、森の中に「Piroa Falls」の看板を見つけた。
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僕が行ったときは、ちょうど地元のマオリの人たちが滝壺で遊びをしていた。
しばらく様子を見ていると、なにやら屈強な男たちが森の中をがさがさ登って滝の上側に登っていく。
「ま、まさか・・飛び込む気?」
と思っていたら、案の定、雄叫びとともに100キロはありそうな体を空中に放り投げてしまった。滝壺浅そうだけど大丈夫なのか・・?と、見ているこっちが勝手にハラハラしてしまう。でもどうやら十分深かったようで、男たちはものすごい水しぶきをあげて水の中に落ちていった。
Piroa Falls(ピロア大滝)で滝行体験!
飛び込みを20分ほど楽しんだ男たちが帰っていくと、やっと本来の静かな大滝に出会うことができた。前評判通り、滝の幅が広くて、写真に収めるとなんともきれいな絹のような滝になった。
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滝行もできそうだったから、滝の下に座ってみた。
真下までは行けないので、滝の目前の岩に座った。じっとしていると轟音を轟かせて落ちる水と風を背中全体にダイレクトに感じる。しばらく目を閉じて、体全体を自然の中に預けてみた。滝行をやったことがある人はわかると思うけれど、この瞬間は本当に体の全感覚がクリアになる。吐く息さえ冷たく清涼な空気に入れ替わったようだ。ピロア大滝のパワーを全身に感じる、素晴らしい体験だった。
ピロア大滝はオークランドからチョット遠いけど、土ボタルが見られる「ワイプケーブ」などと組み合わせて予定を立てるとよいと思う。無料で土ボタルが見られる洞窟については先日記事にしたので、そちらを参照してほしい。
もう一つの滝行体験はこちら!
オークランド地域のハイキング&アクティビティ案内はこちらのMapからどうぞ。
Last Updated on 2022年9月24日 by 外山みのる
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